中日ビル 天井モザイク残った!

今朝、NHK を見ていたら嬉しいニュースが飛び込んできました。
建て替えされる中日ビル1階の天井モザイク画(矢橋六郎 作)が
新しい中日ビルに移設されるそうです!
中日ビルさん、中日新聞さん、ありがとうございますm(_ _)m
また、公共のモザイク画を見学するツアーを企画している方の
活動も大きく影響していることと思います!
来年3月に閉館して、新しいビルができる2024年まで
天井モザイクを保管するのは大変なことだと思いますが、
移設が実現できるようで、本当に良かったです。

何年か前に大名古屋ビルヂングのモザイク壁画が一部移設されましたが、
この辺りからパブリックアートの認識が変わっていったのでしょうか。
それまでは、建物の一部、ただの壁だからと
建物と一緒に解体されていたように思います。

ずいぶん前ですが、名古屋駅新幹線口にあった矢橋六郎氏の壁画は
矢橋作品の中でも傑作だったそうです。
その壁画を追跡した方がいらっしゃいましたが、
解体されたのか、保管されているのか、どの関係先にも
何も情報が残されていなかったそうです。
結局、壁画は液晶画面に変わっただけだったので、
(建物が解体された訳ではないので、壁画はその場で壊されてはいない。)
取り外された壁画は、どこかの倉庫の奥に眠っているかもしれません。

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